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梅開く季節
2017.02.19
同志社今出川キャンパスでは
あちらこちらに梅の木を見かけます。
それらの花が見ごろを迎えようとしています。
同志社では創立者新島襄が愛した花として
梅のことがよく取り上げられます。
新島襄は次のような漢詩を遺しています
庭上一寒梅 (庭上の一寒梅)
笑侵風雪開 (笑うて風雪を侵して開く)
不争又不力 (争わずまたつとめず)
自占百花魁 (自ずから占む百花の魁)
同志社内ではよく知られたこの詩には
メロディーもつけられていて、
本校でも創立者の永眠記念礼拝に
聖歌隊によって歌われています。
本校で校歌のように歌い継がれている
「同志社花の歌」の4番にも
「梅と開かん 同志社少女(おとめ)」
という歌詞が見られます。
冬の寒さを耐え忍び、
百花の魁として春の訪れを告げる梅は、
同志社のシンボルともいえる花なのです。