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高校卒業式
2017.02.17
高校3年生が卒業式を迎えました。
これまで3年間あるいは6年間通い続けた
同志社女子での生活も今日が最後です。
同女での最後の1日を少しでも長く過ごそうと、
かなり早い時間から3年生が登校してきました。
会場となった栄光館ファウラーチャペルは、
卒業生、在校生そして卒業生のご家族の皆様で、
ほぼ満席の状態となりました。
本校の卒業式は礼拝として行います。
讃美歌に始まり、聖書朗読・祈祷に続き、
各担任より卒業生の氏名が読み上げられ、
代表生徒に卒業証書が授与されました。
卒業生にとっては青春時代を共にした
かけがえのない仲間と守る最後の礼拝です。
毎日当たり前のように耳にしてきた
パイプオルガンの音色や讃美歌の歌詞・聖句も、
今日だけはいつもと異なる響きを持って
卒業生一人ひとりの胸に迫ってきたことでしょう。
卒業式の後、新生館2階に会場をかえて、
卒業生とそのご家族、教職員とで
卒業茶話会のひと時を持ちました。
お世話になった先生方やクラスの友人と
軽食を共にしながら楽しい時間を過ごしました。
会場内では記念撮影のフラッシュが
止むことなく光り続けました。
また各クラブで卒業生を送るセレモニーも
校内のあちらこちらで行われていました。
後輩から卒業生へ花束や記念品が渡され、
卒業生は後輩へ最後のメッセージを伝えます。
何年にもわたって同じ目標に向かって
多くの時間を共にしたクラブの仲間は
クラスの友人とは違う形の絆で結ばれているだけに
別れの時を迎える感慨もひとしおと言えるでしょう。
今日、この学校を巣立った卒業生一人ひとりが
同志社女子で過ごした時、
同志社女子で出会った仲間、
同志社女子でのすべての経験を糧として、
さらに大きく成長することを期待します。
そしてそれぞれに必要とされる場所で
「地の塩」・「世の光」として
自分の持つ力を発揮する日が来ることを願います。