
- HOME
- こむらさき通信
多磨全生園訪問
2018.11.14
今年も高校3年生の有志生徒たちが
国立ハンセン病療所の多磨全生園を
訪問したくさんの学びを与えられました。
生徒たちが訪問したのは11月3日の祝日。
甲子園球場6個分の広い敷地を散策した後、
元患者の森元美代治先生と出会いました。
生徒たちは本校のバザーでの売り上げを
ハンセン病患者支援のためのNGOである
「IDEAジャパン」に寄付するため、
代表である森元先生にお渡ししました。
森元先生とゆっくり園内を散策しながら
お話を聞く生徒たちの表情は真剣そのもの。
ここで生きた人々の様々な思いを感じました。
園内に設けられているハンセン病資料館では、
ハンセン病差別の歴史やかつての悲惨な生活を
目の当たりにしました。
実際に療養所に足を運んでみた生徒たちは
様々なことを感じ、考えたようです。
これからの時代を生きる若者たちが、
ハンセン病を生きた人たちのことを理解して、
共生できる社会を築いて欲しいものです。