同志社女子中学校・高等学校同志社女子中学校・高等学校

2024.07.22

授業学校行事

中1WR_京都市民防災センター実習

 

中1WR生は、京都市民防災センターへ実習に

行ってきました。

2024年は元日から大地震が発生し、

ここ数日の間にも大雨による土砂災害など

多くの災害が発生しています。

情報を正確に得て、正しい状況判断を

自らで下すことが求められています。

 

 

 

 

1学期の授業も踏まえながら、

防災センターでの数々の防災体験を通して、

いざという時に行動できるよう、

備えの重要性を確認することができました。

 

 

 

 

消火体験では、初めて消火器を使う人が多く、

大慌てで緊張しながらモニターに向かって

水を噴射し、消火活動をしていました。

火が広がりすぎて残念ながら「消火失敗」と

なってしまった班もあり、、、

次扱う時にはもっと上達しているでしょうか??

 

 

 

 

消火栓の使い方が分からなかったために

大きな火に対して消火器だけで対処してしまい、

上手く消火できなかったという

実際の事例についても紹介がありました。

「使い方を知らない」ということの

危険性について熱く語っていただきました。

失敗しつつも、実際に使ってみることの意義を

一人一人が十分に認識できたことと思います。

 

 

 

 

強風体験や水圧扉体験では、風速32m

(電柱が倒れるほど)の猛烈な風を全身で受けたり、

地下街に水が浸入して水深が10 cm~40cmへと

上がるにつれてどれだけ扉が開けにくくなるかを

体験しました。

水深40 cmでは扉に対して64 kgもの力がかかり、

これまでラグビー部の男子高校生など

限られた人しか扉を動かせなかったそうです。

この状況下で無事でいられることはないだろう

ということがよく分かりました。

 

 

 

 

今回の実習では、スタッフの方が何度も「備え」や

「早期避難」の重要性を強調しておられました。

「知っている」と「知らない」では、

緊急時の行動に大きな差が出てきます。

 

 

 

 

夏休みにはキャンプや水遊び、帰省など

楽しいことがたくさんあると思います。

慣れない場所へ行く時は今日の体験を思い出して、

家族の中で率先して注意報や警報などを

チェックし行動して欲しいと思います。

 

2学期の理科の授業も、

楽しみながら学んでいきましょう!