同志社女子中学校・高等学校同志社女子中学校・高等学校

教育理念

あなたがたは地の塩である。
あなたがたは世の光である。

(マタイによる福音書 第5章 13~14節の一部)

キリスト教主義に基づき、
社会の各方面で奉仕する
人間を育成します。

創立者新島襄の建学の精神を継承し、キリスト教主義・自由主義・国際主義に基づいて「地の塩」「世の光」たる女性の育成を目指します。「マタイによる福音書」の「山上の説教」に登場するこの言葉は、調味に欠かせない塩のように、また闇を明るく照らし人々に希望を与える光のように、修練を積み、自分自身の力を周囲に対して発揮すべきであるという意味が込められています。本校では、同志社に息づく良心教育を土台として、社会の各方面で奉仕するための心の豊かさと、それを実践に移す行動力を備えた女性を育みます。
  • 新島 襄

    新島 襄

  • 新島 八重

    新島 八重

  • M.F.デントン

    M.F.デントン

キリスト教主義

良心を手腕に運用する、
キリスト教に基づいた全人教育

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自由主義

一人ひとりが自らの
個性を発揮できる環境づくり

国際主義

新島の精神を継承した、
世界で活躍する真の国際人の養成

スクールポリシー

校長メッセージ

 同志社は1875年、同志社英学校として新島襄により京都‧今出川の地に創⽴されました。同志社の⼥⼦教育は、英学校創⽴の翌1876年、京都御苑内の公家屋敷、旧柳原邸デイヴィス宅において、⼥性宣教師スタークウェザーと新島の妻⼋重により始まりました。翌1877年4⽉、新島襄が正式に京都府に「同志社分校⼥紅場」の設置を申請し、さらに半年後の9⽉に「同志社⼥学校」と校名変更を届け出ています。このようにして⽣まれた同志社⼥学校は、その後、新島⼋重や、M.F.デントンをはじめとした多くの⼥性宣教師の、使命感に燃えた熱意ある教育により発展し、今⽇の同志社女子部に⾄っています。
 同志社⼥⼦中学校‧⾼等学校の教育の⽬的は、聖書に⾔う「地の塩」「世の光」を実践する⼥性として、社会のあらゆる⽅⾯で「奉仕」をする⼈を世に送り出すことです。「奉仕」とは「⾃分のため」ではなく、「⼈のため」に尽くすということです。創⽴者新島襄の教育観を端的に表す⾔葉に「彼らは世から取らんとす、我らは世に与えんと欲す」とありますが、これはまさに同志社の奉仕の精神を表した⾔葉です。そしてその精神は今もしっかりと同志社⼥⼦中学校‧⾼等学校に受け継がれています。
 一人ひとりの個性を尊重し、単に学力に優れているだけなく、キリスト教精神に基づく良心で、学んだ知識を運用し、社会の各方面でその能力に応じて、「人のため」に奉仕する女性へと育ってもらうことが本校の願いです。

同志社女子中学校・高等学校
校長
中村久美子