2023.12.21
学校生活授業
中学1年生WRの生徒は、冬期講習期間を利用して、
本日、京都市市民防災センターでの実習を行いました。
3学期に地震や火山など地学分野について学習するのに先駆け、
災害の怖さや危険について実際に体験してもらう機会を持ちました。
京都市市民防災センターには、様々な防災体験室があります。
その中で、避難体験・消火体験・強風体験・地震体験・
4Dシアター・土砂災害の6つの体験プログラムに参加しました。
避難体験・土砂災害・4Dシアターでは、地下街に水が浸入し
水深が10 cm~40cmへ上がっていくにつれて
どれだけ扉が開けにくくなるかを体験しました。
水深40 cmにもなると、扉に対して64 kgもの力がかかり、
3人がかりで押してもびくともしませんでした。
逃げられない状況になる前に、速やかに正確な情報を収集して
避難することの重要性について学ぶことができました。
消火体験では、モニターに表示された炎に向かって消火器を向け
消火活動を行いました。
消火をする前に、まず大きな声で周囲に「火事だ!」と知らせることが
何よりも大切です。
「恥ずかしがってはダメ!」という指導のもと、思いっきり大きな声で
火事を知らせ、スムーズに消火活動に移ることができていました。
地震体験・強風体験では、震度7の揺れと風速32mの風を体験しました。
このような状況の時、どのような備えが必要であるかを解説していただき、
地震が発生したときの心構えなどについても知ることができました。
今回の実習を通して、「備え」「避難」の重要性を改めて実感できました。
帰宅後、各ご家庭でも防災セットの点検等、防災意識に基づいた会話が
繰り広げられることでしょう。
理科の授業も、今日の体験を思い出しながら積極的に取り組んでください!