2024.03.25
その他
書道クラブ員が同志社創立150周年記念事業の一環として、
卒業生にインタビューしました!
インタビューに応えてくださったのは、
同志社女子大卒の書道家 川尾朋子氏、国内外でご活躍です。
6歳より書を学び、古典に向き合う日々の中で、
空中での筆の軌跡に着目した呼応シリーズや
自身が文字の一部となるHITOMKOJIシリーズなどを手掛けておられます。
3月15日(金)午後、同志社女子大学のジェームズ館内の
学生ラウンジでインタビューが行われ、
本校の高3書道クラブ部員が、同志社女子大3回生の方とともに、
書道家としてのお仕事のことや学生時代についてお聞きしました。
川尾さんは大学では被服系のゼミに所属し、
アパレル系の会社に就職も内定しておられましたが、
就職すると今まで通り「書」ができなくなるという思いに駆られ、
内定を辞退されたそうです。
そのことによって、「書道は幼いころからいつも身近にある存在」、
「書道によって今の自分の人生がある」ことに気づかれたそうです。
「書ける」ことは普通のことではないので、
書く前に感謝の気持ちを新たにするために必ず瞑想するそうです。
午前中に臨書とメールの返信、
午後は作品制作というルーティーンを維持しながら、
世界のニュースに注目し、常に世界の今を把握して
今を生きる自分がどういう作品をつくれるかを探っておられます。
今後の目標は、現代の書家として後世の人に見てもらえる作品を
残したいとのことでした。
春の陽ざしが眩しい今出川キャンパスで、
終始笑顔の絶えないインタビューでした。