2024.08.23
クラブ活動
YWCAクラブは、7/31~8/2にかけて
関西地区中高YWCAカンファレンスに
参加しました。
カンファレンスは毎年夏休みに開催されていて、
関西地区のキリスト教主義学校で活動する
YWCAクラブの部員が集まり、
人権、平和、環境などの様々なテーマで学び、
考え、交流しています。
今回のカンファレンスは大阪で開催され、
6校のキリスト教主義学校が集まりました。
テーマは、「愛と調和」で、
大阪の近代教育発祥の地である
川口居留地について学んだり、
様々な方のお話を聞き、ワークショップも行いました。
生徒たちは他の学校のYWCAクラブ員と、
同じ中高生として意見を交わすことで、
多くの学びを得て、これからの活動への刺激を
互いに受けていたようです。
今回学んだことを、本校でも広めていきたいと思います。
2024.08.22
学内風景
希望館メディアコーナー紹介の最終回です。
1階には、再来年に創立150周年を迎える
本校の歴史を伝える展示ギャラリーが
あります。
本校の発展に尽くされたデントン先生の愛用品、
第二次世界大戦中の本校の資料、
昔の校舎の写真等が展示されています。
ぜひ、自分の目で実物を見て歴史を感じてください。
展示ギャラリーの奥からは、
地階のガリラヤ(食堂)が見えます。
ガラスには本校が大切にしている聖句が
英語で書かれています。
みなさん気づいていましたか?
ガリラヤの壁のレリーフは、
聖書の「種をまく人」のたとえ話が
モチーフとなっています。
絵の下には、英語が書かれています。
You are the salt of the earth.
You are the light of the world.
本校のスクールモットー「地の塩、世の光」ですね。
次回食堂に行く時に、じっくりと眺めてください。
地階のガリラヤの近くには、
社会科のメディアコーナーがあります。
今年度は地図アートギャラリーの
「地図アート作品集」を展示しています。
地理院地図の機能を利用して、
標高別の色分けを工夫すると
カラフルな抽象画のような作品ができます。
また、中2の夏休みの宿題「歴史新聞」の優秀作品や
地歴クラブの巡検レポートも展示しています。
それぞれの教科で工夫を凝らしている
希望館各階のメディアコーナーに、
ぜひ足をお運びください。
2024.08.20
授業学校生活
7月27日(土)、中3WRでは、同志社京田辺キャンパスの
同志社大学生命医科学部と同志社女子大学薬学部に行ってきました。
まず、午前は同志社大学生命医科学部の模擬講義と研究室の見学です。
本校の卒業生でもある飛龍教授に、生命医科学部で学べることについて教えていただきます。
講義のあと、2つの研究室を回りました。
1つ目の研究室では、ルミノール反応の実験をしました。
大学の実験室で実験をすることは初めてなのでドキドキです。
みんな上手にできていますね。
また、実験室の見学もさせていただきました。
普段なかなか見ることのできないたくさんの実験器具に興味津々な生徒たちです。
2つ目は、コウモリを研究されている研究室です。
ここでは実際にコウモリを見て触らせていただきました。
大学や近くの駅でもコウモリはたくさん飛んでいると聞き、驚きです。
コウモリを研究し、その動きをデータ化してロボットに落とし込み、
さまざまな実験をされていました。
そして、再び飛龍教授から、コウモリについての講義を受けました。
約5000種類いる哺乳類のうち、なんとコウモリが1400種類をも占めているのだそうです。
また、コウモリが使う超音波を利用した医療装置があるなど、
学ぶことがたくさんありました。
午後は、同志社女子大学薬学部で体験実験をしました。
4つのグループに分かれて、実際の大学の実験室で実験をさせていただきます。
まずは、「錠剤づくり」のグループです。
直打法でアセトアミノフェン錠を作りました。
緊張感をもって真剣な表情で作っていました。
そして、「生薬の標本を見る」グループです。
袋に入った様々な生薬を、標本を見たり嗅いだりしながら、
種類ごとに分けていきます。
初めて見る生薬の匂いや触感に驚きの声があがっていました。
次に、「組織や細胞を顕微鏡で見る」グループです。
小腸壁や腎臓など、普段絶対に見ることのできない
人間の身体の細胞を顕微鏡で見ていきます。
また、細胞の色付けをしたり、モニターでより鮮明な細胞の様子を見たりしました。
そして、「着色溶液の吸光度を測定する」グループです。
スポイトを使って着色し、機械を使って吸光度を想定します。
着色の様子や、機械が反応する様子を一生懸命観察していました。
それぞれの実験が終わり、薬学部の模擬薬局と、
薬学部と看護学部併用のプラクティカルサポートセンターを見学しました。
大学生、大学院生が案内してくださります。
プラクティカルサポートセンターには、
赤ちゃんから高齢の方までたくさんのヒトの模型があり、
看護学部生や薬学部生が実習できる環境が整っていました。
模擬薬局は、初めて見る装置があったり、
飲んだことのある薬が置いてあったりと、どこを見ても興味深いものでした。
もりだくさんのプログラムで、充実した1日でした。
飛龍教授に教えていただいたことの中に
「好き嫌いせず色々なことに興味を示して学んでいってください。
それがいつか必ず繋がっていきます」
というものがありました。
今回の経験が、将来のことを考えるきっかけに、
また、よりいっそう学習に励むきっかけになればと願います。
2024.08.19
クラブ活動
ワンダーフォーゲルクラブでは7月28日~8月1日にかけて、
山梨県と長野県にまたがる南アルプスの山域等で夏合宿を行いました。
28日は電車・バスを乗り継いで
北沢峠にあるキャンプ場(標高約2000m)にて幕営しました。
夕食はポトフを作りました。どの班もおいしくできました。
29日は夜明け前の4時過ぎに起床し、6時から標高3033mの
仙丈ケ岳(通称南アルプスの女王)の山頂を目指して出発、
約5時間かけて登頂しました。
天候にも恵まれ、奥の方にたたずむ富士山を
見ることができ、大自然の絶景を堪能しました。
山頂で昼食をとった後、途中の山小屋で南アルプスの天然水を補給し、
15時にキャンプ場まで下山しました。
夕食までにキャンプ場のそばの河原で足をつけたり
石切をしたりして、疲れた体を癒しました。
30日はバス・タクシー・電車を乗り継いで甲府へ移動し、
31日は景勝地の昇仙峡の渓谷を眺めながら、
仙娥滝まで歩きました。
実り多い4泊5日の合宿となりました。
2024.08.10
学内風景
メディアコーナーの紹介、第2弾です。
2階のアトリウム南側には
国語科コーナーがあります。
こちらには、中学各学年の書初めや
中2で学習した評論の意見文、
レポートなどが展示されています。。
なかでも「百人一首ゆかりの地を訪ねて」は、
京都市内や宇治、奈良などを実際に訪れた
ようすが上手にまとめられています。
今年の大河ドラマと関係の深い場所も多く、
興味深い内容です。
こちらは高3表現の作品です。
中島敦『山月記』の文庫本カバーを
作りました。
キャッチコピー、内容紹介、
レイアウト等に工夫を凝らした力作です。
また、文芸クラブは「お薦めの本」を
紹介しています。
夏休みの読書感想文、どうしようかなあ…と
思っている人は、参考にしてみてはいかがですか。
1階の英語科コーナーは、
北側の書道教室の横にあります。
語学研修や、留学生との交流イベントの
ようすが展示されています。
また、英検などの資格・検定試験や
留学についてなど、
英語力を伸ばしていくための
役立つ情報も展示されています。
各階のメディアコーナーは、
ちょっと分かりにくい場所にありますが、
学校探検をしながらぜひ行ってみてください。
2024.08.09
授業
中学1年生のWRコースでは、
7月20日(土)の夏期講習の時間を利用して、
京都大学大学院地球環境学堂で環境教育論分野を研究されている
安藤先生にお越しいただき、特別授業を実施しました。
「科学技術の視点から環境について学ぶ」
をテーマとした今回の特別授業では、
身の回りのプラスチック製品に焦点を当て、
プラスチックの持続可能な消費の在り方を考えました。
授業では、まず持ち物の中にプラスチック製品がどれぐらいあるかを探しました。
みな熱心に持ち物からプラスチックと思う製品を選び、
その数を数えていました。
多い人では70個ほど持っている人もいました。
ペンや定規、消しゴムなどをはじめ、
メガネや靴、カバン、服など様々なものに
プラスチックが使用されていることが分かりました。
プラスチックの歴史や、それがどのような物質かということ、
さらに海洋ごみやマイクロプラスチック、気候変動など
プラスチックが関わる環境問題についても教えていただきました。
プラスチックでできているからこそ価値があるものは?
プラスチックではない素材でも問題ないものは?
そもそも無くても問題ないものは?
などの問いかけがあり、生徒の皆さんもお互いに話し合い、
プラスチックとの付き合い方を学んでいました。
プラスチックをリサイクルする意味や環境問題には
科学だけでなく、経済などさまざまな事柄が
関わっていることを学ぶことができました。
中学1年生にとっては少し高度な内容も
含まれていたようですが、
普段の授業とは異なる内容の講義によって
環境問題に対する関心が高まったようです。
2024.08.08
クラブ活動
2024.08.07
クラブ活動
昨年度に引き続き、けいはんなプラザにて
管弦楽クラブの合宿を行いました。
皆で開会式礼拝を守り、合宿がスタートしました。
本番さながらの大きなホールやイベントホールを借り切って、
集中して練習に取り組むことができました。
初日は各楽器のコーチに、個人練習から合奏まで
長時間ご指導いただき、個々の課題を確認しました。
二日目はそれぞれが与えられた課題に向き合い、
スキルアップを目指して練習に取り組みました。
最終日は合宿の集大成として、通しでの合奏を行いました。
新入部員たちも初めて大ホールでの合奏を経験でき、
大変充実した三日間となりました。
学年を超えて親睦も深まり、和やかな雰囲気の中、
無事に合宿を終えることができました。
文化祭や定期演奏会での演奏に向けて
これからも練習に励んでいきますので、
応援よろしくお願いします。
2024.08.06
クラブ活動
フェンシングクラブは本校の多くのクラブと同様に
中学、高校合同で活動をしています。
現在、中学生は20名ほどが練習に参加していますが、
そのうち京都府予選などを経て出場資格を得た8名が
岐阜県岐阜市で開催された全国中学生大会に出場しました。
フェンシングは中学校の部活動としては珍しいため、
この大会には本校のような学校チームだけでなく
地域のクラブチームからも多くの選手が参加しています。
他チームには小学生の頃からフェンシングを始めた選手も多く、
上位への進出はかないませんでしたが、
これまでの試合の時よりも確実に成長している様子が見られました。
2024.08.05
クラブ活動
美術クラブでは、7月29日から淡路島・徳島で
1泊2日の合宿を行いました。
2日とも瀬戸内海らしいカラッとした晴天に恵まれました。
1日目はイングランドの丘でひまわり畑のスケッチでしたが、
ひまわりの見頃には少し早かったようです。
コアラなどの動物もいたので、皆スケッチというよりは
暑さをしのぎながら園内を巡っていました。
2日目は、徳島が日本一の生産量を誇る藍染料を使って
ハンカチの絞り染めを体験しました。
伝統的なすくも特有の香りに戸惑いながらも
それぞれが絞り方を工夫して輪ゴムをかけます。
次に、藍を5回ほど揉み込む、絞るの工程を繰り返すと…
美しい色のハンカチが染め上がりました!
最初は緑茶色のような色合いでしたが
水に晒すと色が変わるので皆驚いていました。
その後は大塚国際美術館に行き、
世界中の様々な年代のレプリカ作品を鑑賞しました。
レプリカといっても、陶板焼で、
ほとんど原寸大で精巧に再現されていて、
教科書に載っているような作品を間近でみることができます。
皆とても熱心に鑑賞していました。
この合宿は、技術を磨くのみならず、
美術や工芸の歴史に触れる貴重な機会となりました。
この経験をこれからの自分の作品にも活かしてほしいです。
2024.08.03
クラブ活動
8月1日、スキークラブは夏の恒例トレーニングである
大文字登山を実施しました。
猛暑の中でしたが、山は涼しく、
みな元気にトレーニングを終えることができました。
登山中は上級生が下級生のペースに合わせ、
励ましながら登りました。
自分たちを鼓舞するために
賛美歌を歌いながら登るあたりが
いかにも本校生という感じです。
その後、有志の生徒たちが、鴨川デルタで
川遊びとスイカ割りを楽しみました。
棒が当たってもなかなか割れないスイカに苦戦しつつも
みなこぞって参加し、おおいに楽しみました。
川で冷やしたスイカは、頑張った後だったので
格別おいしく感じられたことでしょう。
夏にもしっかりとトレーニングを積んで
本格的なシーズンに備えます。
2024.08.02
クラブ活動
ハンドベルクラブは、
7月25日(木)~27日(土)に、
石長松菊園にて合宿を行いました。
文化祭で演奏する5曲「アイドル」「I See The Light」
「果てない空」「勇気100%」「レミゼラブル」を
集中的に練習しました。
部屋ごと、学年ごと、縦割りなど、
様々な組み合わせでおいしい食事をいただいたり、
合宿企画の部員が準備したお楽しみ会を通して、
お互いのことをより知ることができました。
学園祭・バザーでご来校の際には、
ぜひハンドベルクラブの演奏をお聴きください。
2024.08.01
クラブ活動
フェンシングクラブが佐賀県佐賀市の
SAGAアリーナで開催されたインターハイに
参加しました。
昨年完成したばかりのSAGAアリーナには、
全国からおよそ600人の高校生フェンサーが集まり
これまで磨いてきた技を競い合いました。
フェンシングにはフルーレ・エペ・サーブルの3種目がありますが、
今回は個人対抗のサーブルでの出場です。
本校からは2年ぶりのインターハイ出場となりました。
6人総当たりの予選プールを4勝1敗で終え、
全体順位11位でトーナメント戦に進出しました。
その後のトーナメント戦も順調に勝ち上がりベスト8に進出。
準々決勝では、優勝した選手に力及ばず敗れましたが、
全国の有力選手と互角に渡り合い、
自分が持つ力を十分に出し切った大会となりました。
試合会場には、国際審判員として活躍されている
フェンシングクラブの先輩の姿もありました。
2024.07.31
イベントその他
本日、KBS京都ラジオのお昼の番組「ま~ぶる!」内の
「おしゃべりランチタイム!」コーナーで、
本校を紹介していただきました!
このコーナーは、KBS京都放送局のラジオカーが
京都府下の私立中学・高校を巡り、
その学校の特色や魅力を伝えてくださるというものです。
本校からは生徒会高2・高3の二人が出演することに。
最初は「緊張しない」と言っていた二人でしたが、
本番が近づくにつれて緊張感が高まります…。
それでも、リポーターの村瀬莉子さんのフォローと、
番組のあたたかな空気感にも助けられて、
しっかりと伝えられていたと思います。
最後に、番組内でもたびたび話題にあがった
本校の人気スポット「アトリウム」にて、
村瀬さんといっしょに写真を撮っていただきました。
KBS京都ラジオ「おしゃべりランチタイム」、
番組ホームページ内で、アーカイブも視聴できるそうです。
興味のある方はチェックしてみてください!
2024.07.30
学校行事
中学2・3年生希望者対象に
東京にて国内語学研修を行いました。
東京グローバルゲートウェイでの
実践的な英語研修を通して、
英語で学ぶことの楽しさを実感します。
2泊3日の予定でしたが、
7月22日(月)新幹線の終日運休という
アクシデントに見舞われました。
実施が危ぶまれた国内語学研修でしたが、
関係者の臨機応変な対応により、
1泊2日の日程で実施できました。
1日短くなった分、密度の濃い研修になりました。
参加者たちはマナーと時間を良く守り、
しっかり学んで、思いっきり楽しんでいました。
❝An accident will happen.❞を
身をもって体験した研修でした。
2024.07.29
クラブ活動
本校では夏休みに運動系・文化系の
多くのクラブが合宿を行います。
合宿報告の第1弾は、高校ソフトボールクラブです。
高校ソフトボール部は、夏休み恒例の合宿を
滋賀県高島市の梅ノ子運動公園で
実施しました。
酷暑の中、高1から高3まで総勢21名の部員は、
8月3日の大会に向けて全力で練習に取り組みました。
チームワークがより一層高まる、
有意義な時間を過ごすことができました。
2024.07.26
学内風景
希望館のメディアコーナーについて
何回かにわたりご紹介します。
クラブ活動や夏休み面談等で登校した際には、
ぜひご覧ください。
4階の数学科コーナーでは、
生徒の作品が数多く展示されています。
中1は、正多面体を作りました。
工夫を凝らしたデザインと色合いの
正12面体と正20面体が並んでいます。
中2の幾何に関するレポートは、
一筆書きの秘密から九点円、
ポアンカレ予想など力作ぞろいです。
中3の確率のレポートは、
動物ビスケットに入っている動物の種類別の確率や
好きな人と席が隣になる確率など、
身近な題材から興味深い考察がなされています。
3階の理科コーナーでは、
貴重な動物の標本や化石の他、
生徒の作品やレポートが展示されています。
こちらはDNAの配列モデルです。
高3の生物で制作しました。
東奥には、中学生のレポートが
展示されています。
中1のテーマは「災害と防災」。
地震大国日本では切実な課題です。
津波の怖さや人々の努力について、
地震に対する備えや液状化現象について、
火山についてなどがありました。
中3のテーマは「エネルギーと資源」。
こちらも地球規模の最重要課題です。
バイオマスなどの再生可能エネルギーについて、
地球温暖化、放射線とその影響についてなど
様々な角度から調べてまとめ、
問題提起もなされていました。
右下に見えているのは、
マンモスの下あごとアンモナイトの化石です。
ぜひ実物を触ってみてください。
2024.07.24
学校生活学校行事
図書情報センターには、みなさんに本に親しんでもらうための
さまざまな展示があります。
それと同時に、生徒のみなさんが調べ物をするときに、
司書さんは心強い味方になってくれます。
「レファレンスサービス」とは、利用者の質問について調査し、
回答するサービスです。
図書館司書の腕の見せ所ともいえる、花形のお仕事です。
1日図書館司書体験初日の午後は、
この「レファレンスサービス」を体験します。
「レファレンス」の説明のあと、
問題演習として、実際にレファレンスに挑戦します。
利用者から出された設定の4つの質問について、
求められている本や雑誌、新聞や写真を、
図書情報センターの資料を駆使して探し出します。
なんでもネットで調べる世代の生徒たちにとっては、
なかなか手強い課題のようです。
司書さんの手も多少借りつつ、なんとか資料を探し出しました。
それぞれの成果を持ち寄って答え合わせです。
ネットに載っていないことも、文献資料では詳しく調べられること、
一つの資料からまた別のさまざまな興味や知識につながっていくことを、
身を以て体験したようです。
同時に、どういうふうに探せば資料にたどり着けるのか、
司書の先生の知識と経験に驚くばかりです。
この「1日図書館司書体験」、今年初の試みでしたが、
司書の仕事に興味がある人にとっても、
ただ本や図書情報センターが好きな人にとっても、
貴重な経験となったことでしょう。
25日(木)の二日目はまだ申し込み可能とのことですので、
興味がある人はぜひ参加しましょう!
2024.07.23
学校生活学内風景
7月23日(火)と25日(木)の2日間、
図書情報センターでは、「1日図書館司書体験」を行っています。
図書館司書の大事な仕事である本の装丁とレファレンスを、
実際に体験してみよう!という企画です。
1日目にあたる今日の午前には、「本の装丁」が行われました。
図書館の本には透明なカバーがかかっていますが、
そのカバー(ブッカー)をかける仕事です。
まずは動画と説明により、手順を学びます。
では、新しい文庫本を使って、実践です。
定規、タオル、はさみといった道具を使いながら、
先生のお手本を頼りに、ブッカーをかけていきます。
実際にこのあと図書館に入る本ということで、
責任重大、自然と慎重かつ丁寧な手つきになります。
無事完成しました。
全員、司書の先生から合格点をもらえるできばえでした。
続いては単行本にブッカーをかけます。
文庫本と違い、サイズがまちまちで、かつ大きいので、
文庫本より難度がアップするそうです。
まずはフィルムを本のサイズに合わせてカットするところから始まります。
時には先生の手を借りながら、
最後にはこれも全員きれいに仕上げることができました。
自分でブッカーをかけた本となれば、思い入れもひとしおでしょう。
これから何十年と、この図書館で、
たくさんの生徒に借りてもらえるといいですね。
明日は午後の「レファレンス」のようすをお届けします。
2024.07.22
授業学校行事
中1WR生は、京都市民防災センターへ実習に
行ってきました。
2024年は元日から大地震が発生し、
ここ数日の間にも大雨による土砂災害など
多くの災害が発生しています。
情報を正確に得て、正しい状況判断を
自らで下すことが求められています。
1学期の授業も踏まえながら、
防災センターでの数々の防災体験を通して、
いざという時に行動できるよう、
備えの重要性を確認することができました。
消火体験では、初めて消火器を使う人が多く、
大慌てで緊張しながらモニターに向かって
水を噴射し、消火活動をしていました。
火が広がりすぎて残念ながら「消火失敗」と
なってしまった班もあり、、、
次扱う時にはもっと上達しているでしょうか??
消火栓の使い方が分からなかったために
大きな火に対して消火器だけで対処してしまい、
上手く消火できなかったという
実際の事例についても紹介がありました。
「使い方を知らない」ということの
危険性について熱く語っていただきました。
失敗しつつも、実際に使ってみることの意義を
一人一人が十分に認識できたことと思います。
強風体験や水圧扉体験では、風速32m
(電柱が倒れるほど)の猛烈な風を全身で受けたり、
地下街に水が浸入して水深が10 cm~40cmへと
上がるにつれてどれだけ扉が開けにくくなるかを
体験しました。
水深40 cmでは扉に対して64 kgもの力がかかり、
これまでラグビー部の男子高校生など
限られた人しか扉を動かせなかったそうです。
この状況下で無事でいられることはないだろう
ということがよく分かりました。
今回の実習では、スタッフの方が何度も「備え」や
「早期避難」の重要性を強調しておられました。
「知っている」と「知らない」では、
緊急時の行動に大きな差が出てきます。
夏休みにはキャンプや水遊び、帰省など
楽しいことがたくさんあると思います。
慣れない場所へ行く時は今日の体験を思い出して、
家族の中で率先して注意報や警報などを
チェックし行動して欲しいと思います。
2学期の理科の授業も、
楽しみながら学んでいきましょう!
2024.07.19
学校行事
今日は1学期最後の日です。
午後から登校し、全校生徒で終業式礼拝を守りました。
校長先生からは、挑戦すること、体験することの
大切さについてお話がありました。
「夏休みにぜひ自分の世界を広げてください」というメッセージを、
みなさんしっかり受け止められたでしょうか。
終業式礼拝の後は、学期末の大掃除です。
教室の中も外も、傘立て等の細部に至るまで、
みなで協力して念入りに掃除をします。
そうしてきれいになった教室で、
ついに1学期の通知簿を受け取りました。
中学1年生にとっては初めての中学校の成績表です。
教室中が緊張感に満ちていました。
さあ、夏休みです!
よく学び、クラブ活動に励み、よく遊び、よく休み、
充実した夏休みを送りましょう!
2024.07.17
授業
今日はWR夏期講習の第2弾、
理科の実験のようすを紹介します。
中2理科では、発熱反応の実験を行いました。
化学反応により生じたエネルギーが
熱として放出される現象を学びます。
最初に、市販の使い捨てカイロの中身を取り出し、
温度変化などを調べました。
その後、化学カイロを作りました。
身近なものの仕組みを知り、
実際に作ってみることで、
興味と理解が深まったことでしょう。
一方、高3の化学では、
化学反応の速度に関する実験を行いました。
ヨウ素酸カリウム溶液と
亜硫酸水素ナトリウム溶液との反応を用いて、
反応の速さに対する濃度や温度の影響を
調べていました。
溶液を混ぜてから試験管の溶液の色が
パッと変わる瞬間までの時間を、
目を凝らしながら測定しました。
普段の授業ではなかなかできない実験を
じっくり行えるのも、夏期講習ならではです。
2024.07.16
授業
京都は祇園祭のシーズンです。
前祭は今夜が宵山、明日は山鉾巡行。
梅雨明けも間もなくでしょうか。
本校では、先週と今週はWRコースの
夏期講習が行われています。
こちらは高1の授業です。
今日は数学Ⅰと数学Aが2時間ずつ、
数学三昧の一日です。
3次式の因数分解の公式を使って、
練習問題に取り組んでいました。
こちらは、中1の英語です。
夏期講習では、毎回30分フィリピンの先生と
1対1のオンライン英会話を行います。
1学期の授業で習った内容を会話で練習します。
今日は三人称のbe動詞を使ってのレッスンです。
iPadの画面をみつめながら、
大きな声を出していました。
中3の講習は、数学と英語が
2時間ずつ行われています。
数学は、高校の内容を一部取り入れた
発展的な内容を学習します。
1学期に勉強した関数の値域と
最大値・最小値を発展させて、
ガウス記号を含む式について学習しました。
集中して問題に取り組む姿が印象的でした。
2024.07.11
クラブ活動
昨日で期末試験が終わり、
早速、クラブ活動に打ち込む
生徒たちの姿がみられます。
体育館をのぞいてみましょう。
この日の2階フロアでは、
バドミントンクラブとバレーボールクラブが
フロアを半分ずつ使って練習をしていました。
エアコン完備の体育館は、
熱中症の心配もなく、暑い日でも快適です。
みなさん、練習に集中できているようです。
体育館1階のダンス室では、
フェンシングクラブが活動を
していました。
運動系クラブはこれから
夏季大会のシーズンです。
それぞれの大会で、日頃の練習の成果を
いかんなく発揮できますように。
健闘をお祈りしています。
2024.07.10
学校生活
先週の木曜日に始まった期末試験は、
本日が最終日でした。
試験終了後は、各クラスから「やったー!」
「終わったー」と歓声があがっていました。
こちらは中学3年生の教室です。
やり切った満足感と開放感で
笑顔があふれていました。
試験後のホームルームでは、
教科の提出物を集めたり、
ロッカーや荷物の整理をしていました。
その後、担任の先生から
連絡事項や諸注意がありました。
高校2年生は、試験終了後に
3月の沖縄修学旅行の事前学習として、
映画『ひめゆりの塔』を静和館ホールで
鑑賞しました。
次に全員が登校するのは、
試験返却日の16日です。
しっかりと疲れをとってくださいね。
2024.07.08
学校生活
期末試験は5日間の長丁場、
今日は3日目です。
週末はお家で疲れを取りつつ、
しっかり勉強できたことでしょう。
こちらは、中学3年生の教室です。
試験の間の休み時間は、
教科書やノートを見直したり、
友達と確認をしています。
希望館は2階から4階まで
吹き抜けになっています。
中3の教室は、希望館の4階にあります。
ホームルーム前の開放的な生徒ラウンジで
勉強するグループもあります。
とてもはかどりそうです。
中3は、今日は理科、音楽、社会の
3教科の試験がありました。
みなさん、学習の成果を発揮できましたか。
残り2日間も、体調に気をつけて
がんばってください。
楽しい夏休みはもうすぐです!
2024.07.04
学内風景その他
今日から期末試験が始まりました。
放課後、生徒のみなさんが学習に励む中、
教員も勉強すべく、研修会が行われました。
研修会のテーマは、オンラインホワイトボード「FigJam」です。
これは現在使用しているGoogle Jamboardに代わり、
2学期以降、授業でも使っていくものです。
導入にあたって、情報教育部のサポートのもと、
全教員参加で使い方を学びました。
最初に基本的な使い方を学びます。
その後は全員でファイルを共有し、
グループで一つの課題についてアイディアを出し合う
ワークショップを行いました。
授業でこんなふうに使える、こういうこともできる…
と、いろいろとイメージが膨らみました。
新しいものを導入するのは難しいことでもありますが、
いっぽうで可能性が広がる楽しさもあります。
夏休み中に使い方をマスターして、
生徒のみなさんにしっかり伝えられるようにしたいと思います。
2024.07.03
授業
1学期の授業も大詰めです。
中1の授業のようすをご紹介します。
国語の授業では「意見文」に取り組んでいます。
自分で選んだ2つの資料を比較して、
共通点と相違点をまとめました。
今日は意見文が返却されました。
先生の評価をみて、
各自でチェックポイントを確認し、
振り返りの学習をしました。
体育の授業は、
バレーボールのサーブのテストです。
まずは、みんなで練習をします。
そして、いよいよテストです。
出席番号順に一人5球ずつサーブをします。
緊張すると思うように入りませんね。
サーブが決まると、拍手が起こっていました。
図書・情報センターでは、
数学の夏休みの課題についての説明が
行われていました。
「数学者について」、「数の歴史について」、
「正の数・負の数について」、「素数について」
などの7つのテーマから、
好きなものを選んでポスターにします。
夏休みならではの調べ学習ですね。
中1のみなさんは、専門の教科の先生に教わる
中学校の授業スタイルにも慣れましたか?
明日からは期末試験です。
中間試験より教科も増えます。
体調管理にも気をつけて、がんばってください。
2024.07.01
授業
今日から7月です!
先週の金曜日、高2の選択科目「家庭基礎Ⅱ」で
浴衣の着付け体験教室が行われました。
「日本の衣服」分野で学習します。
ゆり姿きもの学院から5名の先生方が
講師として来てくださいました。
浴衣の歴史、着物や小物の名称などを
教えていただいた後、さっそく実習です。
講師の先生の指示に従って、
浴衣をはおり、帯を結んでいきます。
ほとんどの生徒は、浴衣を着たことはあるけれど、
自分で着るのは初めてとのことです。
特に帯の結び方は難しかったようです。
先生に丁寧に教えていただきながら、
帯の長さを測って、折って、巻いて、形にしていきます。
苦労をしましたが、
それぞれ、カラフルで可愛い模様の浴衣を
着ることができました。
帯もきれいな文庫結びになっています。
今年の夏は、ぜひ自分で浴衣を着て
祇園祭や花火大会に出かけてください。
2024.06.28
授業
本校LAコースのカリキュラム上の特色は、
高校3年生での多種多様な選択科目です。
今日はその中から、国語科の選択科目をご紹介します。
まずは「国社理選択」(2単位)から、「古典探究Ⅱ」です。
こちらは高2必修の「古典探究Ⅰ」の続きのような科目です。
この日は古典の花形、『源氏物語』の「桐壺」をやっていました。
続いて4単位選択には「文学国語」があります。
現代小説や古典作品といった文学作品を学びます。
本校では高3の国語の必修としては
「論理国語」を採用しているので、
この科目が文学作品に触れられる貴重な機会となっています。
2単位選択の一つ、「作品研究」は、
1学期の集大成であるグループ発表の真っ最中でした。
グループごとに好きな作品を一つ選び、
論文等を参考に注釈や解釈を行います。
今年は芥川龍之介、太宰治、谷崎潤一郎らが選ばれているようです。
最後は同じく2単位科目、「表現」です。
さまざまな「表現」について学び、実際に表現していく科目です。
この日の授業のテーマは黒板に落書き…ではなくて、「説明文」。
お題となっているイラストを、それを見ていない相手に、
言葉だけでいかに正確に伝えるかのゲームをしていました。
こういったゲームを通して説明のコツをつかみ、
課題文の執筆につなげていきます。
国語だけでこれだけの選択科目があります。
このカリキュラムのもと、
自分の興味のある教科・科目を見つけて選択し、
「好き」や「得意」を伸ばしていきましょう。