同志社女子中学校・高等学校同志社女子中学校・高等学校

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2024.12.11

お知らせ

アドヴェント礼拝

 クリスマスはイエス・キリストの生誕をお祝いする日です。現在では、12月25日をその日とすることが多く、クリスマス前の4週間をアドヴェント(待降節)と呼び、クリスマスの準備期間とします。アドヴェントとは来臨の意で、この期間に主イエスをお迎えする心の準備をするとされています。今年度は12月1日(日)よりアドヴェントに入りました。

 本校では、12月6日(金)にアドヴェント礼拝を行いました。同志社女子大学学長の小﨑眞先生を講師にお招きし、「『異』なるものに披く」という題で、奨励をしていただきました。先生は、異なるもの同士が共にいることについて、意見の違うときなどには負担に感じる場合もあるけれども、「違う」者同士で共に過ごすということの大切さをお話しになりました。同志社女子中高の出身者が「同女で生涯の友に出会えた」と感じるのは、日々の礼拝やこれから迎えるページェントなどにおいて、共に歌い共に祈るという礼拝の時間を一緒に過ごし、「共感」や「信頼」を培ってきたからだと仰いました。

 

 礼拝後は、約一週間後に控えたクリスマスページェントに向けて、本格的に準備、練習が始まりました。全校生、全教職員がそれぞれに与えられた場所で心を込めてページェントの準備を行います。本校生にとって、舞台で行われる生誕劇のみがページェントなのではありません。生徒たちは、身近な方々のため、或いは顔は知らないけれど隣人である方々のため、多岐に亘る働きに臨みます。本校とつながりのある多くの方々と喜びや悲しみを分かち合い、祈りのうちによきクリスマスを迎えることができるようにと願います。