2024.06.18
お知らせ
今年は6月9日(日)が花の日にあたり、本校では13日(木)に花の日賛美礼拝、14日(金)に花の日礼拝を、それぞれ中高合同で守りました。
花の日は、アメリカの教会で「子供が信仰に導かれるために、また両親がその子供たちを神に捧げる日」として、特別礼拝を守ったのが始まりとされます。現在、多くのプロテスタント教会では、6月の第二日曜日に花の日礼拝が守られています。花を飾り、その中で子供たちを中心とした特別礼拝が守られ、さまざまな施設への訪問などが行われるようになりました。本校でも古くから花の日礼拝を守り、持ち寄った花や献金で購入した花を施設に訪問し、お渡ししてきました。2003年度からは、高校一年生全員が、病院・社会福祉施設など24箇所の施設を訪問させて頂いていましたが、コロナ禍以降は施設訪問は実施できておりませんでした。今年度はようやく訪問をさせていただくことが叶いました。
献金の準備は、今回も中高宗教部員が中心となって進めました。各HR、礼拝前日・礼拝当日の朝の献金等、全校の皆さんがご協力くださったことを心より感謝申し上げます。また、中一保護者修養会の折には、保護者の皆さまにも献金のご協力を賜りましたこと、御礼申し上げます。施設への献金の他に、本校生の多くが毎日お世話になっている地下鉄今出川駅、京阪出町柳駅や門衛所などへも、日頃の感謝としてお花をお届けしました。
賛美礼拝では、ハンドベルクラブの演奏と聖歌隊による合唱にて礼拝を守り、翌日の花の日礼拝では、西陣児童館・館長の中山あい先生が「あめのちくもり、そしてはれ」と題してお話をしてくださいました。
児童館で普段接していらっしゃる子どもたちの様子からお感じになったことなどを、温かい口調で語ってくださいました。礼拝終了後には、児童館出身の本校生徒との再会というサプライズもありました。
続いての時間には高校一年生が、各施設へお持ちする花束を自分たちで作りました。華やかなもの、上品なもの、かわいらしいもの、それぞれに工夫を凝らし、楽しみながら花を束ねていました。
午後にはそれらを自分たちの手で、施設へとお持ちすることができました。各施設で、お花を喜んでもらったり、施設の先生や職員の方からお話を伺ったりと、よい経験をさせていただきました。
生徒たちも、おそらく施設の皆様にも、たくさんの笑顔が咲いた一日だったように思います。