同志社女子部は、1876年10月に新島八重と女性宣教師スタークウェザーにより、京都御苑内 J.D.デイヴィス邸（旧柳原邸）に女子塾として開設されました。その後京都府から正式に認可され、「同志社分校女紅場（にょこうば）」、「同志社女学校」と改称され、現在の女子部へとつながっていきます。
　本校では、女子塾の設けられた1876年を創立年、「同志社分校女紅場」となった4月21日を創立記念日としています。

　今年度は4月18日(木)に中高全員で、女子部創立記念礼拝を本校チャペルにて守りました。
　奨励者に同志社香里中高・聖書科の工藤尚子先生をお迎えし、「すみれの花よ、根を張れ」という題でお話をしていただきました。

　本校の卒業生でもいらっしゃる工藤先生は、女子中高の歌として親しまれている「同志社 花の歌」の詞にあるすみれの花を取り上げ、花の季節でもある中高時代を謳歌してほしいこと、また卒業してからも地中に深く根を張るすみれのように力強く生きてほしいことを伝えてくださいました。

　「同志社 花の歌」の詞にある、すみれ・百合・菊・梅のように、美しさと強さを秘めた人間になっていきたいと改めて感じました。