11月27日（日）からアドヴェント（待降節）に入り、本校でも12月8日（木）にアドヴェント礼拝を守りました。講師には、日本基督教団香里ケ丘教会牧師の渡辺圭一郎先生をお迎えし、「ここにいたんだ」と題して奨励をしていただきました。先生はお話の中で、アドヴェントは救い主の誕生を待つ期間であり、神様への信頼を持って待つことが大事であると言われました。　

　聖書の中で、博士たちは救い主が現れることを占星術で知り、自ら探しに出かけました。救い主の誕生をただ信じて待つだけでなく、あきらめず探し求めたからこそ、イエスに出会うことができました。人生の中で、むなしいと感じたり、解決できない問題に出会ったりしたときも、あきらめず解決策を探し求めてほしい。また、神様を信頼して待ってみてほしい。そうすれば神様がどこかで出会いを用意してくれると、渡辺先生はご自身の経験を例にして呼びかけられました。

　私たちは日々の生活の中で、なんでもすぐに解決できることを望んでしまいますが、常に神様が見ていてくださり、そのとき適した出会いを用意してくださるという事を信じて、心新たにクリスマスに向けて過ごしたいと思います。