2024.11.22
お知らせ
キリスト教会の「収穫感謝の日」は、雨を降らし、豊かな収穫の恵みを与えて下さった神さまに感謝を捧げる日です。17世紀にヨーロッパからアメリカ大陸に渡った人々の体験を起源としています。今日では、日本のプロテスタント教会においては11月の第4日曜日を収穫感謝の日として、野菜や果物を教会に持って集まり、礼拝を行います。また、その捧げ物を近隣の施設などに届けて感謝を分かち合います。今年度は11月24日(日)が収穫感謝の日にあたりますが、本校では、14日(木)に収穫感謝賛美礼拝を、15日(金)に収穫感謝の日の礼拝を行いました。中高宗教部員が中心となって、各HR等で献金をお願いし、その献金にて購入した収穫物と、当日に生徒や教職員の持ち寄った収穫物を持って、15日午後には、京都近郊8箇所の施設を訪問させていただきました。
14日の賛美礼拝では、聖歌隊・ハンドベルクラブの演奏がありました。美しい歌声とベルの澄んだ音色を味わい、豊かな気持ちで収穫の喜びを分かち合いました。
15日朝には、持ち寄りの収穫物の受け取りを宗教部員が行いました。たいへん多くの皆さまにご協力いただき、より多くの収穫物を施設へお届けすることができました。各所での献金へのご協力とともに、多くの方々の温かいご支援に心より御礼申し上げます。収穫物は収穫感謝礼拝の壇上に飾り、秋の実りの恵みを目で堪能することができました。礼拝には、同志社大学キリスト教文化センターの森田喜基先生をお招きし、「GODISNOWHERE!」と題してお話をしていただきました。先生はお話の中で、私たちはたくさんの人々の助けを得て、たくさんの人々とともに生きている。この時に、神様が私たちとともにいらっしゃると仰いました。日々の生活での「ありがとう」という言葉を口にするとき、神様がそばにいてくださるのだと感じることが出来ました。
午後からはクラブでの参加を含めた有志生徒たちによる施設訪問を行いました。生徒たちは、持ち寄った収穫物をお渡しし、歌や楽器演奏を披露したり、子どもたちと遊んだり、利用者の方々とお話ししたり、それぞれの場所で、楽しく過ごすことができたようです。参加生徒たちからも「楽しかった」「印象的なお話が聞けた」という声が聞こえてきました。また近郊8箇所の施設の他に、門衛所や作業員室、女子大学などの諸施設、京阪出町柳駅や地下鉄今出川駅にも宗教部員が収穫物をお持ちし、普段お世話になっていることのお礼をお伝えしました。収穫感謝の喜びを多くの方々と分かち合えたことに深く感謝いたします。