2021.01.22
お知らせ
1月23日は同志社の創立者新島襄先生の永眠記念日です。本校では,22日(金)に創立者永眠記念礼拝を守りました。礼拝講師として同志社大学神学部教授の越後屋朗先生をお招きし,「襄・八重・庄三郎」と題して奨励をして頂きました。
越後屋先生は,襄と庄三郎の関係を例に挙げ,信用できる相手は見つけ出すものではなく,作り出すものだということを教えてくださいました。自分が相手を信用することで相手も自分を信用してくれます。また,相手からの働きかけに対するこちらからの働きかけによって,相手からの信用が生まれます。庄三郎は襄を信用して自身の子どもらのうち6人を同志社に入学させました。一方襄は庄三郎を信用して,自身の同志社に対する覚悟と思いを庄三郎に託しました。
キリスト教では人が亡くなることを「昇天」ではなく「召天」と表します。これは,神のもとに召されるという意味があり,死は終わりではないことを示しています。この永眠記念礼拝に,襄とかかわり彼を支えた多くの人々に感謝する気持ちを持ち,襄の同志社に対する強い思いと覚悟を受け止める機会が与えられました。本日の礼拝を通して,私たち一人一人がしっかりと彼らの思いを受け止め,同志社人として歩み続けたいものです。