同志社女子中学校・高等学校同志社女子中学校・高等学校

ニュース

2023.06.09

お知らせ

春季宗教教育強調週間

 6月5日(月)からの一週間、同志社四中高では、春季宗教教育強調週間として多くの先生方を講師にお招きし、礼拝を守りました。本校では、5日(月)には、中学では日本基督教団尼崎教会牧師の枡田翔希先生、高校では日本基督教団草津教会牧師の横田法子先生に、6日(火)には、中学では日本基督教団長浜教会牧師の井上正道先生、高校では日本基督教団石橋教会牧師の仲程愛美先生に、7日(水)には、中学では日本基督教団大住世光教会・京都教区センター教会牧師の岸本兵一先生、高校では、井上正道先生に、9日(金)には、中学では、日本基督教団高の原教会牧師の竹ヶ原政輝先生、高校では岸本兵一先生に、それぞれお越しいただきました。そして、8日(木)には、日本基督教団会津若松教会牧師の福山裕紀子先生をお招きし、中高別に特別礼拝を守りました。コロナ禍においては強調週間も、映像配信という形を交えての礼拝もありましたが、今回、すべての礼拝を対面で守ることができましたことは、本当に喜ばしいことでした。また、希望される保護者の方々も、一緒に礼拝を守っていただくことができました。多くの保護者の方々がご来校下さいましたことも、たいへん嬉しく思っております。
 8日の特別礼拝では、「ユメ・マボロシ」と題して福山先生よりお話いただきました。先生は、「イエスの夢は、すべての人が大切にされる、愛される世をつくることであり、同志社の校祖である新島先生の夢も、そのイエスの夢を受け継いだ壮大なものである」とお話になりました。ご自分の体験を交えて、分かりやすい言葉で語られる先生のお話に、多くの生徒たちが熱心に耳を傾けていました。会津若松での人々との関わりの中で、先生が感じていらっしゃる原発の問題などにも触れられ、夢は強いられて誰かのためにみる必要はない、夢は自分のためにみるものなのだとおっしゃいました。生徒たち一人ひとりの夢が、決して誰かに与えられたものではなく、自分自身で掴んでゆくものであるようにという力強いメッセージを頂戴しました。
 この一週間、様々な場所でお働きの多くの先生方のお話をうかがう機会が与えられましたことは、大きな恵みであると同時に大きな刺激でもあったと思います。先生方のお話によって、生徒、教職員、そして共に礼拝を守られた保護者の方々の中に蒔かれた種が、それぞれの学びや働き、生活の場において、やがて花開くことを信じ、願っています。