2023.05.18
お知らせ
5月18日(木)に母の日礼拝を守りました。母の日は、1908年にアメリカのヴァージニア州の教会で、アンナ・ジャーヴィスが亡き母の追悼記念会を開いてカーネーションを捧げ、式の参加者に母を偲んで一輪ずつそれを手渡したことが始まりだと言われています。今年は、14日の日曜日が母の日でした。
この日を迎えるにあたり、中高宗教部員が中心となって、カーネション徽章の販売と献金に取り組んできました。母の日の献金は、毎年、ハンセン病の元患者の方々のためにお働きの好善社にお送りしています。宗教部員は、各HRでの販売や献金が滞りなくできるよう、丁寧に準備をすすめてきました。また、礼拝前日と当日の朝には、登校してくる生徒たちに向けて、再度販売、献金の呼びかけも行いました。宗教部員、そして全校の多くの生徒の皆さんが、様々な場所で協力くださったことを心より感謝いたしております。
今年度の母の日礼拝は、コロナ禍以前のように中高合同で守ることができました。礼拝講師には、元本校教諭の三好三恵子先生をお迎えし、「“母”ってだぁれ?」と題して奨励をしていただきました。先生は、女性宣教師スタークウェザー、新島八重そしてデントン先生など同志社女子部にとって「母」である方々のことをお話くださいました。また、マルコ福音書にある「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ」という箇所にもふれられ、私たちの学校には、多くの父、母、兄弟、姉妹があり、その方々の祈りや献身、お働きが今日の同志社女子につながっているということもお話になりました。礼拝では、舞台上からの聖歌隊による「母君に優る友や世にある」の合唱もあり、長く音楽科教諭としてお働きでいらした三好先生に、聖歌隊の歌声をお聞きいただけたのもとても嬉しいことです。
日々自分に与えられている、家族をはじめ周りの方々からの支えや愛情を当たり前のものとせず、それらに感謝し、それらを分かち合うことのできる者となりたいものです。