同志社女子中学校・高等学校同志社女子中学校・高等学校

ニュース

2021.06.21

お知らせ

<花の日献金・礼拝>

 6月18日(金)に花の日礼拝を守りました。

 

 「花の日」とは,キリスト教会における「子どもの日」です。1856年にアメリカのマサチューセッツ州の教会で,牧師のC.H.レオナルドが「子どもが信仰に導かれるために」と特別礼拝を守ったことに始まります。その後,子どもたちに花束を贈り,祝福する習慣が広まりました。日本では,明治時代の中ごろから花の日礼拝が守られるようになりました。

 

 例年は本校でも,壇上にたくさんの花を飾りつけして花の日礼拝を守っています。しかし新型コロナウイルスの影響で,花を持ちよることはできませんでした。高校1年生の施設訪問も今年はできませんでしたが,いつも訪問させていただいている8カ所の施設に皆さんからささげられた献金をお送りします。

 

 礼拝は空の鳥幼児園と愛隣デイサービスセンターの施設長をされている平田義先生に「バラバラでいっしょ」と題して奨励をしていただきました。先生は施設での子どもたちや保護者の方々との経験を通して、障がいがあるということは「不便ではあるが不幸ではない」と話されました。世界では障がいのある人達の命がないがしろにされた歴史があり、現代の日本も例外とは言い切れません。先生がおっしゃった様に私たちが「色々な命の形」を尊重し「みんなバラバラだけど、みんないっしょ」と言える社会を作ることができるように願います。