11月11日（金）に収穫感謝の日礼拝を守りました。昨年、一昨年はコロナ禍の中、壇上に多くの野菜や果物を飾ることはできませんでした。今年は、この日のために購入したものだけでなく、当日朝に多くの生徒が野菜や果物を持ち寄ってくださり、２年ぶりにたくさんの野菜や果物を飾っての礼拝を守ることができました。

　しかし、 今年度も新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、午後に行っている8ヵ所への施設訪問はできず、教員が野菜や果物を献金とともに施設へお届けするだけとなりました。

　礼拝では、日本基督教団岡本教会牧師の栗原宏介先生をお迎えし、「今日なに食べようかな～・・・じゃなくて！？」と題して奨励をしていただきました。先生は、何を食べるかだけでなく、誰とどのように食べるか、収穫したものを分かち合うことが大事と話されました。聖書の中でイエスがいろいろな人、特に病気や迫害で外に追いやられた人に声をかけて、心に痛みを持つ人と食卓を囲んでいたことや、イエスの「罪人を招くために来た」という言葉を紹介し、豊かな実りと収穫を独り占めせず多くの人と分かち合うことこそが平和につながると呼びかけられました。

　世界的な脅威に不安を感じる毎日ですが、私たちに希望を与えてくださるメッセージをいただきました。