2022.06.17
お知らせ
「花の日」とは、キリスト教会における「子どもの日」です。1856年にアメリカのマサチューセッツ州の教会で、牧師のC.H.レオナルドが「子どもが信仰に導かれるために」と特別礼拝を守ったことに始まります。その後、子どもたちに花束を贈り、祝福する習慣が広まりました。日本では、明治時代の中ごろから花の日礼拝が守られるようになりました。
今年度、本校では6月16日(木)に花の日賛美礼拝、6月17日(金)に花の日礼拝を守りました。またこの日に向けて、中高宗教部員が中心となり献金を行いました。
16日(木)にはハンドベルクラブの演奏と聖歌隊の歌声(録音)による花の日賛美礼拝を守り、17日(金)には講師に日本基督教団ゴスペルハウス教会牧師の金度亨先生をお招きし、「花よりあなた」と題してお話をしていただきました。
金先生は美しさの象徴として花は語られるが、あなたたちの存在はその花と比べられないほど美しい、すばらしいとお話くださいました。服装が身分を表し重要視されていたローマ時代を例に出し、すぐになくなってしまう服や容姿に人生を浪費してはいけない。本当の美しさは服などではなく、その姿、存在そのものであると強調されました。
例年は本校でも、壇上にたくさんの花を飾り付けて花の日礼拝を守っています。しかし、新型コロナウイルスの影響で、花を持ち寄ることはできませんでした。高校1年生の施設訪問も今年はできませんでしたが、いつも訪問させていただいている8カ所の施設に皆さんからささげられた献金をお送りします。