12月16日（土）に本校のクリスマス礼拝であるクリスマス・ページェントを守りました。2020年度以降コロナ禍において従来の形でのページェントを守れずにいましたが、今年度は多くの部分で以前の形に戻すことができました。朝の部は本校生で守り、夜の部は招待施設の方々、保護者・卒業生の皆さんと共に守りました。4年ぶりに栄光館ファウラーチャペルにて全校生が声をあわせ、クリスマスキャロルを歌うことができました。この日を迎えるにあたり、ページェント関係者の生徒たちに加え、多くの生徒・教職員がそれぞれの場でページェントの準備にあたりました。そしてこれまでの歩みが、本校に連なる多くの方々のお祈りに支えられてのものであることを覚えます。

　夜の部には、白川学園の方々がお越しくださり、YWCAクラブの皆さんと共にお茶の時間を持ちました。管弦楽クラブの歓迎演奏もあり、その後、共にページェントを守りました。ページェントの前後には、ご来校くださった多くの皆さんに献金及び本校オリジナルクリスマスカード・ファイル販売のご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。また夜の部の入場申し込みを制限したため、今年度はお越しいただけなかった方々も数多くありましたこと、申し訳なく思っております。卒業生の中には、献金を捧げるために立ち寄ってくださった方もありました。皆さまのお志は、いつも施設訪問などでお世話になっている8箇所の施設をはじめ、計41箇所の施設・団体にお送りさせていただきます。献米へのご協力も数多くいただきましたことも、重ねて御礼申し上げます。こちらは釜ヶ崎西成教会を通じて、援助を必要とされる方々にお使いいただければと思います。

　一週間後には主の降誕の日を迎えます。私たち一人ひとりが、小さく貧しい姿でお生まれになった主イエスの誕生を思い、この社会の中で大変な状況におかれている方々に心を寄せ、平和と喜びそして祈りのうちにクリスマスを過ごすことができますように。