2025.02.12
授業
梶井基次郎の代表作『檸檬』(大正14年)は、
今も広く愛されている作品です。
高3LAコースの文学国語の選択者は、
『檸檬』の世界をたどる文学散歩に出かけました。
「えたいの知れない不吉な塊」に
心をおさえつけられる主人公に
思いを馳せながら、二条寺町を下り、
作品に描かれている「果物屋」、「鎰屋(かぎや)」、
そして、「丸善」の跡地をめぐります。
文学散歩の締めくくりに、
2015年に新たな地で営業を再開した
丸善を訪れました。
丸善の一角には、『檸檬』の特設コーナーが
設けられています。
その後、生徒たちは、
「文学で京都の魅力をアピールする」
という課題に取り組みました。
京都を舞台にした文学作品を選び、
工夫をこらしてその魅力を表現しました。