同志社女子中学校・高等学校

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創立記念礼拝

2018/11/20イベント

1875年11月29日、8名の学生と同志の輪の中で、新島襄先生の熱い祈りで始まった学園、同志社は今年で143周年を迎えます。そこで本校でも11月29日に先立ち、11月19、20日と2日間に渡り、創立記念礼拝を守りました。礼拝講師には、同志社香里中学校・高等学校の工藤尚子先生をお迎えし、「みんなでまんぷく」という題で奨励をしていただきました。聖書はマタイによる福音書14章13節から21節のイエスが5つのパンと2匹の魚を5千人に分け与えるという箇所が読まれました。先生はこの箇所から、次のようにお話になりました。弟子たちは、たったそれだけの食べ物で5千人の人が満腹になるはずがないと言うのですが、イエスが賛美の祈りをもって人々に分け与えたとき、奇跡が起こり、5千の人々は満腹したといいます。この奇跡とは何を意味しているのでしょう。人はどうせ自分には無理だ、と自分で限界を定めてしまいがちです。しかし、新島襄はどうだったでしょうか。外国に行くなど無理だ、キリスト教主義の学校を作るなど無理だ、と諦めてしまっていたら、今の同志社はあったでしょうか。新島は自分が持っているものを惜しまず、前へ前へと人に与えていきました。「彼等は世より取らんとす、我等は世に与えんと欲す」という言葉があります。新島の葬儀に際して勝海舟が書いたとされる言葉で、新島の生き方、そして同志社のあり方を端的に示したものです。得ることばかりを考える人が多い中、与える生き方をできたら、奇跡は起こる、と先生は力強くお話になりました。創立記念に際し、同志社の目指すあり方が、感謝をもって隣人に差し出すものであることを改めて覚える貴重な時間となりました。