同志社女子中学校・高等学校

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宗教改革記念礼拝

2018/11/05イベント

 10月31日は宗教改革記念日でした。本校では、11月1日(木)に宗教改革記念礼拝を守りました。講師に同志社大学神学部教授の村上みか先生をお迎えし、「若きルターの苦悩」と題して奨励をしていただきました。

 マルティン・ルターはカトリック教会への批判から宗教改革を起こした人として知られていますが、先生は若き日のルターの修道士としての悩みを中心にお話になりました。修道士というのは、己の欲を断って、神に仕え、人を愛し、祈るべき存在とされています。ルターはそうあろうと強く望んで修道士になったのですが、自分はそうあることができない、つまり、自分のことしか考えず、どんなに頑張っても敵を愛することなどできないと感じ、悩むのです。

 しかし、聖書の説くところはそうではありません。誰一人として正しい人間などいません。誰しも神を求めず、隣人を傷付け、自分で自分を神様にしてしまうような存在、それが人間です。しかし、そういう自分の弱さや過ちを知り、謙虚に受けとめて初めて、聖書の教えを実践し、人を愛することができるのだと解き明かして下さいました。

 若きルターの苦悩を通して、私たちも自分自身の弱さに対してどのように向き合うべきかを考えさせられる、貴重な機会となりました。